毎日毎日Craigslistと睨めっこ。
中古の自転車を探して探して
メールで連絡して無視されて。
そんなこんなでようやく連絡がついた一件。
電車とバスを乗り継ぎ1時間。
不便なところだなーと感じつつも住所はバンクーバー。
改めて以前住んでいた東京は便利なところなんだなーとその差を感じつつ、指定された家へたどり着く。
出て来たのはチャイニーズ系の男性。いいスマイルを持っている。負けじとこちらもスマイル返し。
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裏へ案内されるとそこには大量の自転車が。
なんなだここは??
思わず立ち止まってお口がポカン。
こっちだよ、と案内されたその先にはお目当ての自転車がキラリん。
おー!
とはそんなにならない。
写真でもう見ているし、写真よりも細かく気になるところはあちらこちらあります。そりゃ中古ですからね。
むしろ、こんなもんだよなと妥協を繰り返す。
正直もう探すのに疲れたし、1時間もかけて見に来たからよほどじゃなければ買うと決めていた。
だが、正直悩む。
ビンテージと言われる自転車。
つまりは古い。ただ古い。
20〜30年くらいは経っているロードバイク。
それが$300。
高い高いと言ってばかりでは見つからない。
でもやっぱり悩む。
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考える時間を引き伸ばすためにちょいちょい会話を挟む。
聞けば6年くらい前から大きなガレージで自転車の中古販売を始めたんだとか。
だからこんなに自転車とパーツが転がってるのか。
…これはもしや。
と、他に売ってる自転車は無いかと聞いてみれば出てくる出てくる。
値段は一律$400
おー…高くなってる
でも、変わらず彼らもビンテージの村の人。
そんなビンテージ村の出身でも見た目の新しい子が!
おー。頑張ってオシャレをしている。
いいよーきみ。輝いてるねー。
自分たちで新品のパーツを購入し組み合わせてそれを転売している。
だからビンテージでもギアやブレーキパーツが新品だったりとあって、それぞれが輝きを取り戻している。
日本ではあまり見かけないですね。
そんなこんなで$400の自転車を購入。
ちょっと予算オーバー。
でも気に入ったのに乗りたい気持ちは大事にしないとね。
追加でヘルメット、ライト前後、ロックを買う。
うん。悪くない。さすが中古屋さん。色々と持ってます。
さー帰ろう。
何かあったらお願いしてもいーかの確認を忘れずに。
お礼を言っていざ。
バスや電車でも自転車を運べます。
いやしかし。何のために自転車を買ったのですか?
乗るためですよ?
自分のチカラで帰れます。
あぁ、風邪が気持ち良い。
日差しは強いけど心地良い。
なんて快適。
これだよ。これを感じたかったのさ。
登り坂なんてなんのその。
下り坂はスーイスイ。
気持ちぃぃぃぃ♪
パンッ。 カタカタカタ…
ケツに響く程よい振動。
後輪パンクです。
まじかー…えー、どうすんのこれー。
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てか買ってから15分と走ってないんですけど…
ロードチャリ15分を徒歩で戻るのはなかなかしんどい。
来方なく最寄り電車で戻り残りを歩き、汗だくで買った場所へ到着。
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お兄さんに向かってHello...again.
これはぼくのミスなのか、自転車のミスなのか。
少し怒り気味でぶつかった方が良いのか?
いや、ここは低姿勢でいこう。
お、マリファナの香りがガレージからほんのり。
相手はラリっている。イケる。
なんて、ワケの分からんことを考えつつ
この自転車よりあっちの自転車の方がタイヤが頑丈なんじゃないか?
とかとかネチネチネチネチ
そしたら何か頑丈なタイヤに変えてくれたw
修理代はタダで良いとは言われたけども、頑丈タイヤに替えてくれたしここは気持ちの5ドルを渡して今後に備える。
なんてことをやってまたパンクも嫌なので帰りはちゃっかり電車で帰宅。
パンクは困る。
近いうち前輪も頑丈なタイヤに替えようとビールを片手に心に決めたました。
こっちの冬は雨と曇りが多いらしい。いつまでこの子に乗れるのかしらね。
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