2015年11月28日土曜日

小~中規模プロダクション。ぼくの感じた日本との違いは? ~その② 勤務編~

引き続き。しょーもないと思いつつも、、、



■勤務時間のちがい■
違う面もあれば似てるような。両面ある気がしてます。


出勤時間が遅く 遅刻してきたりする人が多い印象がパラパラと見受けられる日本でしたが、こちらでは(今の会社では)AM9:00出勤。遅くてもAM9:30には全員集合な感じがします。



社長の出勤時間にはビックリします。というか、何時に来てるのか謎です。
誰よりも早く、誰よりも遅くまで会社にいるような気がします。毎日社長をチェックしてる訳ではないので定かでは無いんですけどね。
これは会社が小さいからなのでしょうか?
プロジェクトのディレクターとかも同じ印象です。役職を持つと忙しくなるのは日本とそこまで大きな差は無さそうですね、もしかすると。
まぁ、プロジェクトにもよるでしょうけど。


退勤は見事なハケっぷりですw
人によっては定時間近になるいと帰宅準備して定時5分過ぎには会社出てたりします。
日本だと気まずくてなかなか出来ないですよね(笑


「今日は予定があるんだ」アピールをその日丸一日それとなく告知しまくって、周りに認知させてからの定時退社。日本ではよくやってましたw


先週末の金曜日には、定時30分過ぎて作業していたら社長が残っている人に向かって


「今日はハッピーフライデーだからみんなもう帰れよ~」


って言ってて、聞こえないふりして作業してたら社長がぼくのデスクに来て


(まじめな顔で)「今俺の言ってたこと聞こえなかったのか? 出てけ!(GET OUT!)」



って言われました。ちょっとこわかったw
他の人は「首にするぞ」って言われてたらしい。



■サービス残業に対する考え方■
考え方?どうなんだろう?
これは契約内容にもよるし、社員さんでも残業代の出る会社とそうでない会社で違いもあるし
考え方なんてのは色々ありますよね。


とりあえず日本で働いていたときは各チームが全体的に忙しい時は残業していた印象がありました。


でも、その中でもアニメーションチームの残業率は高かった印象です。


もちろんこれには個人の実力であったり、管理の仕方であったり、監督の違いであったりと多くの要因が重なってのことなのですが、


それでもやっぱり残業は多かったと思います。休日出勤もしかり。


で、こちらではどうなのかと言うと・・・ぶっちゃけ同じ印象です。


まだ、1社目でしかも1プロジェクト目。大きなことは決して言えませんが、今のところ労働時間の長さはアニメーションまわりが少し飛び出ている気がします。


もちろんこれも各チームの状況によって変動はするのでそれぞれで波はあるでしょうけども。


それでもサービス残業や休日出勤も前向きな考えというか、あまりネガティブに捕らえてる方はいらっしゃらないように感じました。


「良いものを作る」 その気持ちが最優先としてあるように感じました。
(ここは日本もどこの会社も同じですよね)


なので、残業や休日出勤に対して「愚痴」のようなものは今のところ耳にしてません。


ただ、日本のように残業が当たり前の中で休日出勤も毎週あるような流れになったらこっちの人でも流石にどうなるかは分かりませんけどね。平日はもちろん週末も休めないんじゃいったいどこでリフレッシュできるんじゃーー!ってね。


そもそも今の会社では残業するかしないかを 個人 の判断に委ねています。


予定通り終わらないと判断しているならば残業申請をする。順調ならしない。


なので、言ってみれば残業自体は自分で志願したわけですからそれに対して文句など出ないんですよね。


きっと文句が出るとすれば、そうなってしまった過程、原因に自分以外の不備があったりすればもしかしたら愚痴のひとつも出てくるのかもしれませんねw


残業や休日出勤がこちらでもあると言っても、 無くはない って程度なので日本と似ているとは言い難いですが。。。 


なぜ残業や休日出勤が個人の判断になるかって?


サービスだからですw プロジェクト契約の身ですからね。しょーがないです。



■仕事中のお昼寝■
仕事中に昼ねしてる人は今のところ見たことがありません。

当たり前じゃん。。。

そう思う方もいらっしゃると思うので一応言っておきますと、日本は寝る方けっこう見かける気がしますw


もちろんそれぞれ理由があります。納期とか前夜に泊まったりとか昨晩飲みすぎたりとか。


寝ない会社ももちろんあるでしょうけどね。




・・・・なんか役にたたない話ばっかりだなぁw






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2015年11月23日月曜日

小~中規模プロダクション。ぼくの感じた日本との違いは? ~その① 一般編~

働き始めて3週間が経過しました。


3回目の週末です。やっほい♪


まだ日にちも浅いので会社のことをぜんぜん把握できていない段階ですが、逆に日が経つとあたりまえになってしまうので、今だからこそ感じること、日本のプロダクションと比べて感じたことをいくつか書きます。


当然ですが、これはぼく個人が感じたり経験してきたこととの差であったり思ったことなので、色々お察し下さい。


そして当たり前ですが、日本の会社もこっちの会社もスタイルは様々。比べること自体が間違ってるかも。というか比べられないかも。っていう曖昧さも念頭に入れて頂いて・・・。


ただ、良いのか悪いのか今のプロダクションが日本で働いていた会社と規模がそれほど変わらないので比べるのにはちょうど良いなとは思ってたりします。


あまり細かいことは書けないので表面的な文章になってます。ごめんなさい。



■会社の雰囲気の違い■
そんなに変わらない印象は受けてます。


窓の外が何か騒がしかったりすれば 「なんだ?なんだ?」 とゾロゾロと窓際に集まったり、談笑しながら作業してたり。


基本的な雰囲気は大きく変わらないなーと感じました。
これこそまさに会社によって色があるので何が違うなんて一概に言えないことなんですけどね(笑


とても良い雰囲気です♪


ただ、ぼくが英語でのコミュニケーションがうまく出来ないのもあってまったくその輪に参加できてない現状が少々くやしいw

いや、かなり。。。英語がんばろ




■休憩時間とお昼ご飯■
休憩時間は日本と変わらず。
好きな時間(だいたい12時とか13時)に1時間くらいを目安に適当に各自で。

お昼ごはんは大きく違う印象です。
もちろんお弁当持ってきてる人もいれば外に食べに行く人もいて、これは日本と変わりません。


ですが、1つ。新しいジャンル。 「昼飯をつくる」 です。


会社には綺麗なキッチンがあり、基本的なものは全て揃って(ると思う)ます。
そしてかなり広い。
なので、簡単な料理であればサクっと作れるし、食器もある。


作った料理をお皿に盛って自分のデスクで食べてる人を見たときにはちょっと驚きましたw


料理といってもガッツリしてる人はさすがにいないかと思ってますが、でも
作業してる横からお皿にフォークが当たって出る音を聞くと 「自宅かここは?」 とツッコミたくなりますw


もちろん日本の企業でもそういった料理の出来る環境が備わってる会社もあるでしょうけどね。


ぼくは初体験でした。




■差し入れ■
いろいろ出てきます。


特に週末になるとかなり高い確率でドーナッツの差し入れが♪
ありがたいです。


かなりイレギュラーな気がしますが、最近だとビールが出てきました。仕事中にw


日本だとまずありえないですよね(笑


感動しました。ありがとう。



■フリーミール■
差し入れとは異なりますが、会社にはフリーの何かしらがあります。


コーヒー、ウォーターサーバー、シリアル。。。。


キッチンが広いのでどこまでがフリーでどこまでが私物なのか。。。よく分かりませんが。





なんだか内容がしょーもないですねw


ちょっとずつ仕事面にも触れていきたいと思ってます。


毎日新しい何かが発見されるので楽しい♪



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2015年11月9日月曜日

〜その8 まさかの二次面接。そして受かる〜

デモリール片手に再び会社へ。


なぜ今回もデモが必要なのか?不安はあれど、あんまりノミを前面に出しても心臓がやられるだけなので、今回は受かったつもり、書類を書いて終わる程度のつもりで乗り込みました。


到着するなり見慣れた顔ぶれの中に知らないおじさんが1人追加。


プロデューサー「うちのクリエイティブディレクター(以下クディ)です。」


ぼく(!?)


とてもいい笑顔で挨拶を交わすと、さっそく


クディ「デモを見よう♩」


ぼく(なんだこの流れ…また面接?)


デモを見ながら質問タイム。


前回と似たような質問が繰り返された後に…


クディ「分かりました。では最後に、ここにすぐ作業に入れる準備の出来たデータがあるとします。あなたはこれをどのように作業を進めて完成まで持っていきますか?」


ぼく(ギャー!説明!?これ説明するやつか!?)


不意を突かれてノミの心臓は爆発。ボンッ。



手元がプルプル震えながらジェスチャー交えてとりあえず沈黙は避けなければと必死です。


なんとか乗り切りました。


いや、乗り切らせてもらいました。


なんだかんだで説明の合間に


ディ「…なるほど、それはこうこうこーゆうことだよね?」


ぼく「はい!それですっ!」


助け舟を3隻は出してくれました。


説明が終わると


クディ「よし、わかった!よろしく!心配しないで。君の答えは正しいよ」


握手してもらい、ここで初めて合格となりました。


アニスー「もうリラックスしていーよ♩今日は来てくれてありがとう!」


もう…ノミの心臓は限界をとうに超えてましたが、この最後のリラックスタイムで復活し、状況を把握。


こんな感じで、なんとか仕事を得ることができました。


書きながらなんて読みにくい、まとまりの無い文章だなーとは重々承知しているのですが、こういう流れもあるんだなと1人でも参考になる人がいればと思って書きました。


日本から大手の海外プロダクションに行かれてる方は今や数多くいらっしゃいます。
そういう方のすばらしいセミナーなども多いですし、ありがたい情報もいっぱいあります。


そのどれもは当然参考になるのですが、ココロのどこかで


「この人たちはエキスパートだからここまで出来るんだろーなー…自分には無理だろなー・・・海外で働いてみたいけどそんな大手は難しそうだし。そんな大きな会社じゃなくて、なんかこう・・・それなりのところでいいから働いてみたいなぁ…」


ノミの心臓にはよくある甘い考えですね。とにかくプレッシャーに弱いのです。でも漠然と海外で働いてみたいなぁ…


適度に目立たず…それなりに…出来たらなぁ…一大決心!とかじゃなくて…ほんと、こう…フワフワぁっと…


甘いですね。ほんと。こんな適度に、とか甘いこと言っておきながら、自分がやってきた仕事には全力尽くしてきたので誇りもあるし自信もある。
それなりなりの、それなりのことをやってきたのでバカにはされたくない。


めんどくさいヤツです。


誤解して欲しくないのですが、やるからにはぼくは常に全力です。ぼくなりの全力です。手抜きは基本しませんし、してきたつもりもありません。


これからもこんな日本人雇わなけりゃ良かったなんて思われないようにぼくなりの全力を尽くします。


自分のMAXで処理できなければそれはしょーがない。時間を掛けて乗り越えるか、自分に合うレベルに落ち着くか。それだけ。


話が少しそれましたが、要するに
ぼくが言いたいこと、伝えたいことはキッカケは何であれ、こんなフワッとした普通の人(ノミレベルの心臓)でも、ヤル気出して前に進めば形に出来るんだね。


ってゆう実際の一例を見てもらうことで同胞のノミの心臓さんの後押しになればなぁと思っています(笑



こんな感じです。


今後は実際に働いてみて思ったことや感じたことを書いていければなと思います。



〜その0 Apply(アプライ)してから面接、受かるまで〜

〜その8 まさかの二次面接。そして受かる〜












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〜その7 面接結果が来て浮かれる〜

翌週になり、初日は特に連絡なくじらされ、2日目の早朝。


メールが届きました。


ドキドキしながら深呼吸をして中身を開きます。


メール「明日の3時にもう1度来れますか?その時にワークビザ(ぼくの場合ワーホリビザ)も持ってきて下さい」


ワークビザ!?これは…これは…もしかして・・・



受かったーーーー!!!??


ぼく 「ありがとうございます!必ず伺います!」


メール「オーケイ!ビザ忘れずにね!」


半信半疑ではありますが、これは受かったでしょう。


メールですぐにお礼の返信をして。


あまりの嬉しさに友人やら親やらによーやく仕事が決まったぞぃと吉報しまくり。


明日の3時が待ち遠しい♩


迎えた翌日の朝、メールを受信するともう一通追加で


メール「あ、あとデモリールもついでに持ってきてね、よろしくね」


デモリール?なんで今更?ん?


ちょっとした不安が募る中、いざ、出陣。



〜その0 Apply(アプライ)してから面接、受かるまで〜

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~その6 面接を受ける〜

やったーインタビューだー!
待ってたぞこの時を!

面接かぁ…
面接…


面接…面接…面接…


面接って何聞かれるんだ?


ネットで調べてみたら
「鉄板!これはかならず聞かれるよ!」


みたいなのが出てくる出てくる。


よし、これで準備をしよう。


どれどれ…


自分について話してください?
え?あー、うーん…
カバーレターで大体のこと書いちゃったしな…


この会社への志望動機?
…いや、数うち当たれで応募して、うりゃーって・・・


自分の長所?
英語できないし…ん〜


どうしてあなたを雇わなくちゃいけないか?
え…それはそちらが判断することじゃぁ…


なんてネガティブスィンキングなんだと自分でも驚きます。


サンプルを真似しつつなんとか文章におこして暗記。


よし!自信がない!(笑


結局、このノミの心臓は前夜まったく寝れませんでしたw


というのも、言い訳じゃないですがこの面接の週は友人から日本から遊びに来ていたのもあって遊んで遊んで。


その合間の面接。徹夜でこの面接準備を調べて練習してました。
つまりは自業自得ってやつですね。


そしていざ、面接の日。


この時のために日本から持ってきたYシャツ、下はジーパンにスニーカーというアンバランスな服を着こなし、


指定された時間より30分も早くに到着してしまいギリギリまで面接のメモを片手に近くのベンチで繰り返しブツブツ。


怪しい人発見です。


時間になりノミの心臓はいつにも増して鼓動が早い。


入り口を抜けて受付っぽい人を探すも誰もいない…


たまたま通りかかった人が声をかけてくれました。
※以下のたま~に出てくる英文はうる覚えな上に英語がめちゃくちゃだったりしますがそこはご了承ください


人 「May I help you?」的なこと聞かれて


ぼく 「I am here for Interview...」


人 「Ok, Please wait there for second.」


奥からSkypeで見た顔が登場。


見た顔の人 「Nice to meet you, Thanks for coming!」


で、会議室に案内されてしばしの待ち時間。



この間に誓約書を書かされます。
面接の内容には秘密事がいっぱい。プロジェクトのお話もしますからね。
これはどこも一緒ですね。


ほどなくして現れたのはプロデューサー。アジア人の方だったので何か少しホッとするノミ。


人にもよりますが聞き取りやすい英語でとても助かりました。


軽い挨拶を済ませるとすぐにプロジェクトの説明へ。


一通り終わったところへ今度はアニメーションスーパーバイザー(以下アニスー)が登場。
以前の自分のポジションに近い人?
ぼくにはこんなに威厳、風格は無かったな…ふふふ、懐かしいぜ。


なんて考える余裕などもちろん無い。


ここからはアニスーからの質問&説明が始まる。


・レジュメに書いてある過去の仕事の内、どれくらいモーションキャプチャーで仕事しましたか?

・モーションビルダーを使って?Mayaを使っての仕事は?

・このうちどの仕事を日本でやったの?

・カメラアニメーションはできますか?

・カメラ、キャラのブロッキングアニメーション、ポージング、タイミング調整は問題ない?

・アニメーション作業でどのパートが好き?ストーリー?アクション?

・何かわたしに質問はありますか?



ぼくからの質問。

・作業するソフトはMayaが基本ですか?

・リギング等の作業は必要になりますか?

この質問で会社のワークフローを説明してもらいましたが、全てを理解できず、自分だったらこーするからこーだろーなーで勝手に解釈。



ここらかプロデューサーが質問に参戦。

・クロスシュミレーションの経験はありますか?

・ボーンアニメーションで?それともダイナミックスで?

・どのくらいの尺をさばいてましたか?

・例えば、1週間に30秒とか。テレビシリーズとかだとだいたい1週間に30秒くらいは作業しないといけないんだけど…

・もしも、そこに準備の出来たキャプチャーデータがあったとして、完結まで1週間にどれくらい作業できる?


ここは失敗でした。というか準備不足でした。


今までの仕事で散々こんな計算をしてたのに1週間に何秒…の計算をしたことが無かった。


パチンコ案件で毎度尺が不安定だったのでモーションの難易度、キャラ数、プロップ難易度などのトータルで計算して作業を割り振り、終わった後にそれぞれの作業者ごとに何秒を消化した計算ではなく、1カット終わらせるのに約1日かかったかみたいなトータルコストの計算しかしてこなかった…


この消化できるトータルを把握しておけば次のプロジェクトでも何人月必要で…などの最初のコスト計算が楽だったりする。


能力には個人差もあるし、あまり細かく計算しても時間の浪費な上に結局は統計学と大差無かったりする。


内容がちくいち変動する中で細かい計算をすればする程、その都度時間を持ってかれるのが痛かった。


自分なりにより正確性のある最短ルートを選んできたつもりでしたが、個人単位でも考えてもおくべきだったなと後悔した瞬間でした笑



話がそれました。


引き続きプロデューサーから質問。

・いつから働けますか?

・サラリーはどれくらい欲しいですか?
(月給を聞かれたと思い、答えたら安いね!って言われました。年収額を知りたかったようですねw)


質問はここで終わりました。


最後、話の流れで 「英語に不安はあります…」 とネガティブ発言。

内心  (やべ、言っちゃった…)

どう返してくるかとても不安だったのですが、思ってもみない返事が。




プ「大丈夫だよ、ここはバンクーバー。色々な国の人がいる。英語は働きながら練習してゆっくり覚えていけばいーんだよ。心配しないで。」


はわわわわ…
なんてありがたいお言葉ぁー


と、感じつつもこれって不採用だけど頑張れってことなのか?


などと、またネガティブ思考発動。


何か質問あったら気兼ね無くメールしてね、来週また連絡するから。


最後はまるでホームステイファミリーと話しているかのような和やかに終わり、会社を後にしました。


なんだかダラダラ書いてしまいましたが、結局、面接用に練習した内容が活かされたのは最後の質問。給料いくら欲しい?のみでしたw


ちなみにぼくが直前になって参考にした面接の練習動画。



質問1つ1つを良い例、悪い例含めて解説してくれてます。


まぁ。日本語に変換して考えたら普通のことだったりもしますけどねw


そう。こんな練習なんてほんと意味が無かった。。。


面接直前まで近くのベンチでメモ片手にブツブツして練習したのにw


いま改めて面接の練習をするならば、自分がやってきた内容を頭の中で整理することくらいでしょうか?


慣れない質問に対して一夜漬けで作った文章など、もともとノミの脳みそはメモリーオーバーだったわけです。


いかに自然体でいかにハッキリと出来ること出来ないことを答えられることが大事なのかなと感じた面接でした。(普通ですねw)



〜その0 Apply(アプライ)してから面接、受かるまで〜

〜その6 面接を受ける〜










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〜その5 連絡来る!そしてSkype〜

応募した数あるうちの1社からメールで連絡が来ました。
Applyを開始してから約1ヶ月。


キター!と喜びつつ内容を見てみると、人事っぽい人からの連絡。


まずはSkypeで軽く話したいとのこと。


ドキドキしながらのSkypeは思ってたよりも意外とうまくいきました。



恐らく要因としては以下が考えられます。


アウェイ環境ではないのでリラックス効果がある。
むしろホーム。


Skype同士なのでお互いに分かりやすく聞き取りやすく話そうとする傾向がある。


相手はモニター越し。まるで仮想世界の人と会話をしているように思い込めばノミの心臓でもなんとか耐えられる。


聞き取れなかった場合に、聞き直す行為をたまに恥ずかしく感じるノミの心臓。その恥ずかしさを回線状況が悪くて聞き取れなかった風を装って聞き返せる。


うん。メリットが多いですね。適当ですが。


ここでは過去やってきた仕事の話をいくつかして、彼なりにイケそうだと判断したのか面接が決まりました。


Skypeのアカウントですが、これは必ず持っておいた方が良いです。


相手もわざわざ時間をさいていきなり面談するよりもSkypeでどんな人間かサクっと見てとりあえず最低限のことが判断できますものね。


ぼくの場合、Skypeでの連絡がスムーズにいかず、


「もし良ければ会社に直接伺いますよ」と何度も書いたのに相手はがんとしてSkypeにこだわってました。


住んでる家から会社まで2駅約17分程度の距離なのにですよ(笑


それに、例えばデモ作成で著作権の発生するものを使ってしまいネットにはアップロード出来ない…なんてことになっても


Skypeがあればとりあえず画面共有機能(Screen Sharing)を使い、相手に見せることができます。


もちろん、回線速度など状況によって劣化はしますが、ある程度は見せれます。


それに相手が興味を持てば面接となるわけで、今度は直接見せれば良いわけですよね。


そしていざドキドキ面接へ


〜その0 Apply(アプライ)してから面接、受かるまで〜

〜その5 連絡来る!Skypeする!〜










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〜その4 待つ〜

















待ちます。


そう。待つんです(笑


いえ、これはあくまでぼくの場合なのでこの待ってる間にも出来ること、やるべきことは人それぞれいろいろあると思います。


ただ、ほんとに仕事が見つかればそれなりに忙しくなり出来ることも出来なくなるのはイヤだなーとぼくは思ったので、Applyできそうな会社探しとCGの勉強はやりつつも遊びは忘れず。


そこから繋がること発見することいっぱいありますからね(たぶんw)。


自分にとって無駄というか、後悔の少なくなるような時間の過ごし方をしてました♩


焦ってもしょーがないっすからね!
↑内心はかなり焦ってました笑


ってことで待ちます。


〜その0 Apply(アプライ)してから面接、受かるまで〜

〜その4 待つ 〜










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〜その3 Applyする〜

さて、デモも出来たしカバーレターもレジュメも完成した!


やっとこれで活動準備が整った!


送るぞー!!


・・・・どこに?
・・・・どうやって?


ぼくもこの業界で仕事してた身です。こっちの会社をまったく知らないわけではないです。

ですが、それはどこも名の知れてる大手。


もちろん大手だろうが何だろうがApplyはします。
ですが、そんなの片手で簡単に数えられちゃう数社のみ。


知らない会社や小さな会社にも送りたい場合はどーしたらいいんだ?


少し古い情報も混じってますが、世界中のVFX企業がズラ〜っと並んでるサイト。
国別なのでこれから行く国にある会社のサイトを片っ端から開いてみて自分に良さげな会社をリストアップして、募集してようがしてまいが関係なく送りました。
予定でない国でも生きたい会社があれば送ってみると良いと思います。
うまく連絡が来て条件良ければ行けばいいんですからね。(簡単に言うなって感じですが。。。)

ぼくはここで見つけました。
ここでは主にバンクーバーのVFX企業が募集をかける際にここに情報を載せてくれてます。
勿論、全ての企業では無いですがなかなか良いと思ってます。

行きたい会社がある場合、応募してもポジションに空きが出ないとなかなか連絡はきません。

それとは逆にこの場合は、今現在必要なポジションを会社が募集しているのでうまくフィットすれば連絡が来る確立が高い!(と、ぼくは勝手に思いました)

基本的にぼくはココをメインとしてました。



あまり情報は見かけませんでしたが、Craigslist という色々な情報サイトでもCGの仕事をたまに見かけました。
ここではぼくの場合、CGの仕事探しというよりも、家探しや中古品、中古車の個人売買の方が使い勝手が良いように感じます。


ほかにもCGのサイトにちょぴっと出てくる仕事情報をチラ見したりしましたが、メインで探していたのはこのくらいです。


他にもきっと色々あると思うので根気良くネットサーフィンしながら探してみると良いと思います。


そして、自分なりに探して出てきた会社にひたすらApply!


会社によってApply方法はいろいろ。
メールで送るタイプやホームページから投稿するタイプ。
会社によってはカバーレターの必要が無さそうなのも。
そんな時はメールや補足事項の欄にカバーレターの中身を摘まんで載せて…


探して送って、一服してコーヒー飲んで、遊んで、バーティーしてまた探して送ってを忙しく繰り返しました。


小さなことですが、各会社にApply終わってから読み返して気がついたのですが、関係代名詞の単語 which を 誤って witch (魔女)と書いてしまっていたことに気が付き顔が青くなりました(笑

単語に関してはパソコンで作っているので自動のスペルチェックが入るからと安心していたところの落とし穴。


自分の単語力を甘く見てんじゃねーぞということですね。


スペルミスは注意しましょうw



〜その0 Apply(アプライ)してから面接、受かるまで〜

〜その3 Applyする〜










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〜その2 レジュメとカバーレターを用意する〜

これも就職活動する上では必須のもの。カバーレターとレジュメ。


レジュメは使えるソフトウェアとか職歴、学歴、あとはビザとか何の言語話せるかとかの自分の経歴をシンプルにまとめた感じのもの。




【カバーレター】
カバーレターは自己アピールする文書?


アレができますコレができますとか。
日本の履歴書にある志望動機欄に少し近いようで遠いい。


自分はこんな人間だー!


ってのが伝われば良いのかなとぼくは解釈してみました。


それぞれネットにサンプルがいっぱい転がってます。
まずはそれを真似しつつ、人によっては同業者の方のがネットにアップされてたりするのでそれを見つけては参考にさせて頂いて…


海外で働いてる方の中には自分のホームページを開設してそこにカバーレターとかレジュメ載せてたりするのでとても良い参考になると思います。


最後に英語の得意な人、海外経験のある人が身近にいれば、文法ミスや誤表現が無いか。確認してもらいます。


ぼくは友人にお願いしました。


そして完成です。



【レジュメ】
これはもうおなじみのヤツですね。履歴書です。


レジュメを作って感じたのが年齢を書く必要が無いこと。
聞いたお話だと、年齢を書くことは差別に繋がるとか?


年齢よりも経験値を重要視するのでそんなことは情報としてどーでも良いとか?


日本だと職種にもよるでしょうが新卒や若い子がまるでピカピカの1年生のように扱われがちですが、こちらでは新卒に対しての風当たりは厳しいみたいですね。すぐに仕事で使えないから。


だから学生はインターンとかで経験値を積み上げてようやく就職の糸口を見つけるのかな?


どちらが良くて悪くては言えませんが、個人の成長率を考えたらこちらのやり方も悪くないようにぼくは思います。


まぁその国にあったやり方があるので同じ土台で物事を考えられないのが難しいところですけどねw


いいとこ取りでやっていきたいものです。






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〜その2 レジュメとカバーレターを用意する〜










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2015年11月8日日曜日

〜その1 デモリールの作成〜

今回の就職活動において、ぼくは自主制作のデモリールを作りました。


日本で就職し、仕事経験があればたいていの方は仕事で作ってきた何かしらの映像を繋いだデモリールを作るでしょう。


それがあれば自主制作の作る時間を大幅に削減できますし、ネットに掲載できるのであれば尚更、日本からあっちこっちApplyもできます。
さっさとやっちまいましょう♩


しかし、ぼくの場合は仕事の殆どがパチンコ案件だったので権利的な大人の問題により作るのを断念しました。


日本では多くのパチンコ案件があるので同じようにデモを作れずに悩んでいる方は多いのではないでしょうか?


大変ですよね…転職が比較的多いこの職業で作った映像が就活に使えないってデザイナーからしたら厳しいですよね…ほんと(泣


デモリールを作ったのにはそんな理由もありますが、ぼくの場合は他にも理由があります。


それは経験とソフトウェアの問題です。


仕事で主に使っていたソフトはMotionbuilderと3dsMAX。


日本ではまだ需要が多くありますが海外の求人サイトを見ていると目立つのはやはりMaya…


幸いにも専門学校時代はMayaを教わったので知識はノート見ながら思い出せば何とかなる!?


あとは手付けの経験値が弱い…


よし、応募できる幅を増やすため勉強ついでにMayaを使って自主制作を作ろう!


どうせならちょっとしたストーリーを入れてみよう!


よーし!絵コンテからだ!


そんなノリでぼくの無職生活はスタートしました(笑


久々のキーアニメーションで作る楽しさと、忙しい日々から解放された燃え尽き症候群を繰り返しながら作っていたらあっとゆう間に予定していた出国予定日が!


しょーがない。カナダで続きをつくろっ♩


普通の人がワーホリの最初を語学学校で過ごす楽しい時間をぼくはひたすら家に引きこもり作品づくりとなりました(笑





海外に来て自分は何をやってるんだ?


仕事を探しに来たんです。


理由ははっきりしていますが、気を抜くとなんか考えちゃいますw


こんなので仕事なんか見つかるのだろうか…的な不安の方がよく襲ってきました。


一応、自分としてはキーフレームアニメーションを仕事としてやっていけたらなと思ってたので、キャラアニメーションにそれっぽい要素を加えたつもりだったのですが、今思えばやったことないモーションから逃げた内容になってしまったなと反省。


アニメーションをアピールするなら物を持ち上げるとか、押すとか、引くとか、基本的なモーションいっぱいあるのにすっ飛ばして作ったので動きにバリエーションも無く、アニメーションの個人の力量を見るには微妙なデモになってしまいました。


まぁ、結果的にはそれに目をつけてくれた会社に繋がったので結果オーライでしたけどね。


なので作り終わってからこーしとけばあーしとけば良かった、なんてのはいっぱい出てきました。


あの有名な11secondclubとかに挑戦したりするのも良かったのかなとも思いました。


手付けのキャラクターアニメーターを目指すのであれば基礎のボールアニメーションから12原則を意識したキャラアニメーションまで一通りこなしてから作品作りに取り掛かっていればもっと面白いのが出来ただろーになー…なんてことも。


お恥ずかしながらアニメーターとして仕事をやってきたくせに、アニメーターの基本的なことを理解して無かったんだなと、アニメーションについて調べながらひとり赤面してました。
今はチマチマと自主練してます(笑


デモのメインはアニメーションです。


モデリングは苦手ですがリギングは好きな方。でも今回はアニメーションに時間を割きたい…どうしよう。


そうだ!学生の時に作ったキャラを使い回せばいーんだ!


で、とりあえず使えたので良かったんですが、ネットに落ちてるフリーのリグ使えばいいのに…と友人に言われて


「確かに…」


ぼくはそうゆうのを使ってデモ作成し、ネットにアップするのに抵抗があったためその手段から逃げてました。


他人の作ったリグをつかってアニメーションする事で勉強にもなりますし、良いこといっぱい。
でも、リグによっては使用目的が制限されてたりするみたいなので注意しましょーね。←こーゆうのが面倒くさい


で、完成したデモをVimeoとYouTubeそれぞれにアップし、増えもしないカウンターをチラチラ見ながら次はレジュメとカバーレター作成へ!


あとぼくの場合は今回あまり活躍しませんでしたが、LinkedInのアカウントは作った方が良いかと思います。

今後も考えればきっと役に立ってくるでしょうし、実際に今回の就活で企業さんがLinkedInでアクセスしてきました。

聞く話ではFacebookでも仕事が見つかることが多くあると聞きました。

あっちゃこっちゃでコネクション作りつつ最新情報アップしてくのが良いんでしょうね♩



〜その0 Apply(アプライ)してから面接、受かるまで〜

〜その1 デモリールの作成〜











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~その0 アプライから面接までの流れ~

前回、面接をした会社になんとか受かってようやく仕事を開始して1週間が経過しました。


こんなにも休日が待ち遠しいものだったかと自分で驚いてます。


仕事が嫌だから休日が楽しみってことではないんですけどね。


仕事は楽しいです。でもかなり長いブランクが出来てしまったのと、英語環境ってので


それなりに疲れてます(笑





日本で仕事していたときはここまで休日が楽しみだったことあったかな。。。


いや。無かったと思うw


休日なんてあって無い様な日々が多かったですしね。


ってことで、ちょっとここで一息ついでに


実際にApplyしてから合格までの流れを書いておこうと思います。


ぼくの探していたCGの職種が専門職寄りなので一般的な面接とは多少なり違いがありました。いや、かなり違いました(笑


ぼくなりに面接の準備をするもことごとく予想とは異なる結果となり撃沈したので、同じような境遇の方に少しでも参考になればと思い残します。


なので、その他別の職種の方にはあまり参考にならないかもしれません。ごめんなさい。


あと、これは必要の無い情報ですが、ぼくの実力まわりのことをサクッと説明しておきます。




【英語力】

低いです(笑


自分を過小評価しているわけでもなく、英語は中卒レベル。


10年前にオーストラリアへワーホリ行った時に語学学校で学びました。


学校行くまでは This is a pen. I am Japanese. レベル。


ガイジンさんと会話する時はひたすら笑顔を保ち、その場をやり過ごすしかありませんでした。
(ここは今も変わってないんですけどねw)


学校以降はオーストラリアをバイクで旅してただけなので、中途半端な英語しか身についてませんでした。


お金が無くなればその土地その土地で適当に肉体労働のバイトをしたりして食いつないで。。。


この程度なら英語なんてそんな必要ないんですよねこれが。まぁ話せたらもっと何倍も楽しいですけど。


んで、帰国してから英語とは無縁の生活で頭スッカラカン。


今回のカナダも学校に通ってから・・・・なんて考えは予算に余裕もないのではなっから諦めて。


少しずーつ少しずーつ現地で生活しながら英語と触れ合い覚えつつ…そんなスローペースっぷりです。



【仕事、経験】

実務はジュニアアニメーターレベルです。


専門学校ではジェネラルに全般を学んで、アニメーション以外はセンスのかけらも無かったので、アニメーター志望で5-6年くらい日本で働いてました。


5-6年も働いてなんでジュニアなの?ってなるんですが、


仕事してたときの肩書きはチームリーダー的な感じの肩書きはありました。


ですが、いろいろ諸事情あって新卒からさして時間がかからずにそんなポジションに就いたので実作業経験が浅いんですよね。


そしてやってた仕事が全般的にほぼモーキャプ。


手付けベースで考えたらジュニアだな。。。と自己判断しました。実際そのレベルですから仕方がありません(笑)


こっちでは英語の壁もあるし、最悪インターンから始めていこうと考えてたくらいです。


でも結局今回見つかった仕事、モーキャプベースっぽいんですけどねw


まーそれはそれでいいんですけども。




必要の無い情報と言いつつダラダラ書いてしまいました。すみません。


以下に今回の流れをざっくりと順を追ってまとめてみました。



〜その0 Apply(アプライ)してから面接、受かるまで〜













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